【会社員必見】転職したことない働き方がリスクになる理由3選

この記事におすすめの人

  • このまま同じ会社に居続けていいか悩んでいる
  • 転職に興味はあるけど、今の環境から離れるのもこわい
  • 今後の会社員人生はどうすべきか

こんにちは、ジリです。

最近ビジネス書やネットニュースで「転職」や「副業」といった言葉を日常で聞くようになってきました。

要するに、1社に依存しない働き方です。

リスクを分散させて、何かあっても他でカバーをするという考えが広まりつつあります。

私の元にも、質問を多く受けるようになりました。

お悩み君
お悩み君

僕は転職した方がいいんでしょうか?副業を始めるべきでしょうか?

転職や副業に対する悩みを持つ方はネットニュースやSNSで、下記のような情報を見ている方です。

  • もう終身雇用制度の時代は終わった
  • これからは「個のスキル」の時代だ
  • 副業で本業以外の収入を得よう

もちろん考え方は人それぞれですが、もしあなたがどうすべきか悩んでいるのであれば、副業よりも転職をオススメします。

副業はあくまで「副」業であり、本業が充実してこそやるものです。

今回は転職しないリスクを解説していきます。

30代半ばから40代になって人生初めての転職をしようとしても、内定がもらえないリスクがあります。

手遅れにならないように、この記事を読んでぜひ行動してみましょう。

ジリさん
ジリさん

このブログを書いている人:ジリさん
・採用担当歴5年以上
・自身も異業種異業界の転職で年収2倍まで上昇

目次

転職回数が多くても不利にはならない

・1社に長く所属した方が市場価値が高まる
・転職回数が少ない方が好印象

まず上記の考え方は、現状採用基準としてプラスにはなりにくいです。

最近ニュースで取り上げられる「終身雇用制度の崩壊」で、新卒から定年退職まで同じ会社に勤めるという人は減少傾向にあります。

また、企業の平均寿命も年々短くなっています。

老舗構成比率
<引用:東京商工リサーチHP(https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20210203_01.html)>

上記グラフから企業の倒産件数の割合は年々増えています。

また2020年の倒産企業の平均寿命は23.3年と年々短くなっています。

仮に65歳まで勤めるにしても1度以上転職する方が多いことになります。

もちろんこの会社で働き続けたい!という思いや、転職したいと思っていない人は無理に転職する必要はありません

ただし転職しないで働き続けることは、転職市場での市場価値が必ずしも高いものではないということは覚えておきましょう。

次で具体的に転職しない働き方がリスクになる理由を解説していきます。

転職しない働き方がリスクになる理由

転職しない働き方がリスクと言われる理由は下記があげられます。

転職での市場価値が上がりにくい

いくら1社で長年勤め上げて実績を出していたとしても、そのスキルが転職市場にニーズがあるとは限りません

あなたが今の会社で経験したスキルは、他の会社でも使えるものでしょうか。

自分のスキルが他社でも通用するかの判断軸は、転職サイトや転職エージェントで調べることです。

求人情報がたくさんある、またはこれからニーズが高まる仕事であれば問題ありません。

逆に今後縮小していく、なくなると言われている仕事に就いている場合は、早めに転職することをおすすめします。

今後なくなると言われている仕事
・一般事務
・受付係
・スーパーやコンビニのレジ係
・検針員

上記に該当しない方も実際に転職サイトに登録して、自分の市場価値を調べてみましょう。

おすすめの転職サイトは【転職者必見】おすすめの転職サイト3選!絶対に登録した方がいいサイトを紹介で紹介しています。

スキルの幅が広がらない

同じ会社に居続けることでもスキルアップはしますけど、スキルの幅は広がりにくいです。

同じ業種業界でも複数社経験することで、様々な視点から物事を見ることができるようになります。

それによって同じ仕事でも大枠での流れや共通の課題、必要となるスキルも見極められるため、スキルの幅が広がります。

社内異動によってスキルの幅が広がるケースはありますけど、受動的な異動よりも主体的な転職の方が評価は高いです。

また転職の際には「軸ずらし転職」をおすすめします。

軸ずらし転職とは
「業界」または「業種」のどちらかを固定して転職すること。
給与水準の高い業界や職種に転職することで、年収を上げやすい

例)
Aさん:大手電子機器メーカーに10年間営業職として勤める。社内成績は常に上位。
Bさん:広告業界、アパレルメーカー、個人向け保険の営業をそれぞれ3年ずつ経験。社内成績は中の上。

あなたが面接官の場合、どちらを採用したいでしょうか。

おそらく多くの方がBさんだと思います。

複数の異業種でBtoB、BtoCの営業経験があるBさんはもしかしたら弊社でも成果を出してくれるのでは?と思いやすいです。

一方のAさんは確かに営業成績上位ではありますけど、それが個人の力で成し得たものかは未知数です。
商品がそもそも売れる可能性、大手企業という看板で成り立った可能性もあります。

このように転職しない働き方は、大手企業の看板があっても他の応募者と比較すると負けてしまう可能性があります。

環境の変化に適応できない可能性

1社勤務が長いことは忍耐強いと思われるケースもありますけど、その環境に染まっているという見方もあります。

ずっと1社に居続けることで、その会社でのやり方が身体中に染み付きます。

企業側は1社に長く勤務した応募者に関しては、変化に対応できそうかということも見ます

環境の変化に適応できない人の特徴
・自分の価値観を押し付ける
・過去の経験から全て判断する
・人の話に対して否定から入る

実際に私の会社でも、前の会社のルールが染み付いていたことで、今の会社とのギャップに馴染めずに辞めていった方もいます。

転職に向いている人、向いていない人

必ずしも全員が転職した方が良いというわけではありません。

転職は向いている人と向いていない人がいます

転職に向いている人
・自責思考である
・ポジティブな退職、転職を考えている
・自分を軸に考えることができる
転職に向いていない人
・他責思考である
・とにかく今の職場から逃げたくて転職しようとしている
・周りが転職しようとしているから自分も転職を考えている

転職は自分が目指すべき姿を達成するための手段です。

不満を理由にした転職はハッピーになれません。また別の不満が生まれてきます。

転職を通じてもっとこうしたい!という思いがある方は、まず転職の軸」を決めましょう。

転職の軸の決め方は、「今までの決め方は間違い!?正しい転職の軸の決め方」で解説しています。

何をやればいいか分からないと思ったらまず行動してみよう

今回のまとめです。

転職しない働き方が将来的にリスクになる理由
・転職での市場価値が上がりにくい
・スキルの幅が広がらない
・環境の変化に適応できない可能性

もしこの記事を読んであなたが転職したいと思ったならまずやるべきことは。「自分軸の設定」です。

1年後、2年後に自分はどうなっていたいか、実現するためには今何が足りないのかを明確にしましょう。

自分軸の見つけ方は本気で探す自分軸の見つけ方で解説しています。

また、自分の市場価値を調べるためにも転職サイトへ登録しましょう。

おすすめの転職エージェントは【徹底比較】おすすめの転職エージェント5選!転職に悩んでいる人はまずこれを見ろ!で紹介しています。

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この記事を書いた人

ジリのアバター ジリ 人事経験5年。愛読書は「マイナビ転職」

・ブラック⇨ホワイト、都会⇨地方、異業種異業界への転職を1度に成功させる
・過去100名以上の採用関連担当
・自分自身が持つノウハウから、現状に悩んでいる方に自分軸を見つけるサポート活動中

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