この記事でわかること
- 転職活動の書類選考で落ちる人の理由
- 書類選考が通りやすくなる方法
- 書類選考を通るために必要な事
こんにちは、ジリです。
転職活動を始めたけど書類選考で何度も落ちる、またはこれから始めるけど書類選考で落ちてしまったらどうしよう、と悩んでいる方には必見の記事です。
実は書類選考で落ちる理由は大きく5つあります。
- 履歴書に不備がある
- 募集条件がマッチしない
- 実績不足
- 熱意が伝わらない、志望動機が不明確
- 自己PRができてない
自分自身気づいている部分もあると思いますけど、じゃあどうすればいいかということで解決方法も一緒に解説していきます。
この記事に書いてあることを実践して、内定率を上げましょう。

このブログを書いている人:ジリさん
・採用担当歴5年以上
・自身も異業種異業界の転職で年収2倍まで上昇
書類選考で落ちる理由

そもそも書類選考を通るためには、
企業側に「この人良いかも。直接話を聞いてみたい」と思わせることが重要です。
そしてそう思わせる上で1番大事なことは、「本気でその企業に入りたい」という気持ちです。

精神論で語られても・・・
例えば絶対付き合いたい!と思う人と、そうではない人で気持ちや言動は全く変わりますよね。
転職活動も恋愛と同じです。
そのためここに入りたい!と思える企業探しも大事ですし、そう思わせるためのアピールも必要になります。
その前提の上で、書類選考で落ちる理由は5つあります。
- 履歴書に不備がある
- 募集条件がマッチしない
- 実績不足
- 熱意が伝わらない、志望動機が不明確
- 自己PRができてない
1つずつ解説していきます。
履歴書に不備がある
履歴書の不備は企業側にマイナスのイメージを持ってしまうため、下記事項は注意しましょう。
- 誤字脱字がある
- 写真サイズが合っていない
- 履歴書が汚い
- 丁寧さが感じられない字体
履歴書はラブレターや年賀状と同じで、受け取った人の心象を考えて履歴書を作成することが大事です。
転職エージェントや周囲に相談できる人がいれば、第三者に確認してもらいましょう。
募集条件がマッチしない
企業側が求めている人材とマッチしていないケースもあります。
- 年齢:(例)35歳以下
- スキル:(例)C言語での開発、自動車免許所持
- 経験:(例)実務経験○年以上
- 希望年収
推奨されている条件が当てはまらない場合は、自分の過去の経験や今勉強中であること等不足スキルを補えるアピールを入れましょう。
また条件に合わないからといって諦めることはありません。
相手に会ってみたいと思わせられる自己PRを意識して作成しましょう。
応募要件を満たしていない場合でも書類選考が通過する例
・募集要件よりも人柄や志望動機を重視している
・他の経験値から、適応できる可能性を感じる
・熱意を感じる。書類から見えない部分を面接して判断してみたいと思う
実績が不足している
20代はやる気等のモチベーションも考慮されますけど、30代以降は実績で判断されやすいです。
自分の今までの経験を十分にアピールする必要があります。
企業が求めているのは、その会社でどのような経験をして会社の成績にどのように影響したのかです。
実績を箇条書きで書くだけではアピール不足で、書いた経験とストーリーで語る必要があります。
まずは実績を洗い出して、実績の背景をストーリーとして語れるようにしましょう。
熱意が伝わらない、志望動機が不明確
熱意はそのまま履歴書に伝わり、相手方にも伝わります。
- なぜその会社に入りたいのかが書いていない
- その会社に入って自分は何が出来るのかが伝えられていない
- 履歴書がテンプレ化している(応募企業についての記載がない)
また会社の愚痴等のネガティブなことが書かれている場合も落ちることが多いです。

この人は自分の会社に来ても不満や愚痴を言って、転職してしまうのではないか・・
困っている人を率先して助ける人がそう多くないのと同じで、企業側も同情はしても採用しようとまでは思いづらいのです。
自己PRができてない
履歴書、職務経歴書は経歴や経験だけでなく、「どのように取り組んできたか」がとても大事です。
- 実績を箇条書きで記載
- 全ての実績を強調している(なんでもできますアピール)
なんでもできますアピールは企業側からすると、強みがボンヤリとして見えてしまいます。
あなたが今まで経験してきた中で、特に強みとして押し出したい部分を強調しましょう。
書類選考を通るための方法

書類選考を通す方法は、ポイントは3つです。
- 転職の軸を定める
- 自己分析をしっかり行う
- 企業探し、分析をしっかり行う
上記を行うことであなた自身や行動に一貫性が生まれます。これがとても大事です。
一貫性のある軸の通るとそれはあなたの魅力につながります。
ぜひこの3点をチェックしましょう。
転職の軸を定める
解決できること
・募集条件を満たしていない
・熱意が伝わらない、志望動機が不明確
転職活動する上であなたが1番叶えたいことはなんですか?

年収アップ、別の業界業種、もっと近くの勤務地・・・
少し厳しいことを言うと、1度の転職で全ての望みを叶えるのはかなり難しいと思ったほうが良いです。

今の職場から逃げられるならどこでも良いです・・・
この場合も何か1つ叶えたい転職の軸を見つけましょう。
転職の軸を決めないまま転職してしまうと、また同じ環境を繰り返す可能性が高いです。
転職の軸の見つけ方については、【即解決】今までの決め方は間違い!?正しい転職の軸の決め方で解説しています。
自己分析をしっかり行う
解決できること
・実績不足
・自己PRができてない
自己分析で自分の強みを企業に伝えることはできていますか?
多くの方が自己分析をしっかりせずに、履歴書に自分が行った実績だけを並べている方が多いです。
自己分析を行うというのは、下記を相手に伝えられると言うことです。
- 自分の資質(強み、弱み)を相手に伝えられる
- 過去の実績と強みを紐づけて、ストーリーで語れる
自己分析ツールを使って履歴書や面接で発信することで自己分析ツールの価値が生まれます。
自己分析をする際は【完全版】内定率がグッと上がる!転職活動に必要な自己分析はこの3つをやればOKですで解説しています。
企業探し、企業分析をしっかり行う
転職の軸、自己分析を行ったら自分が希望する条件の転職先を調べましょう。
複数の転職サイトを活用して、希望の企業を探すほうが良いです。
転職サイトの紹介は【徹底比較】おすすめの転職エージェント5選!転職に悩んでいる人はまずこれを見ろ!にて紹介しています。
また転職サイトの企業情報だけでなく、企業ホームページも調べましょう。
会社理念や社風もチェックして、入社後のミスマッチを防ぎましょう。
「書類選考で落ちる理由」まとめ

書類選考で落ちる理由は大きく5つあります。
- 履歴書に不備がある
- 募集条件がマッチしない
- 実績不足
- 熱意が伝わらない、志望動機が不明確
- 自己PRができてない
上記が当てはまるものがある場合は下記ポイントを参考にしましょう。
- 転職の軸を定める
- 自己分析をしっかり行う
- 企業探し、分析をしっかり行う
特に転職の軸を決めることは転職活動を行う上で最も重要です。
転職を目的とするのではなく、転職した先にどのような未来を望んでいるのか考えた方が前向きになれます。
転職の軸がうまく見つからないと言う方は、【即解決】今までの決め方は間違い!?正しい転職の軸の決め方もぜひ読んでみてください。

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