【完全版】内定率がグッと上がる!転職活動に必要な自己分析はこの3つをやればOKです

この記事でわかること

  • 就活生向けではなく転職者向けの自己分析の仕方がわかる
  • 転職活動の時の自己分析は何をすればいいのか
  • おすすめの自己分析ツール

こんにちは、ジリです。

新卒向けの自己分析はたくさんあるけど、転職者向けの自己分析がない!とお困りのあなた。

この記事では「転職者向け」の自己分析の仕方を解説しています。

お悩み君
お悩み君

新卒向けとなにか違うの?

基本的な内容は新卒向けと同じですけど、社会人経験があるという点でアピールポイントが大きく変わります

始めに結論から話すと、転職者がやるべき自己分析はこの3つをやればOKです。

  • 転職の軸を決める
  • 自己分析ツールを使って改めて自分を知る
  • 自分の経験を棚卸しする

今回紹介する自己分析を行うだけで、履歴書や面接対策のハードルも一気に下がり内定率がグッと上がります

ジリさん
ジリさん

このブログを書いている人:ジリさん
・採用担当歴5年以上
・自身も異業種異業界の転職で年収2倍まで上昇

目次

自己分析が必要な理由

転職は「自分という商品を転職市場で売る」行動です。

売りたい商品のことを知らずに相手に売るのはとても難しいと思います。

また、自己分析を行うことで自分自身にも大きく2つのメリットがあります。

  • 自分に合う転職先を見つけられる
  • 履歴書や面接で困らない

自分に合う転職先を見つられる

転職者の多くは「なんとなくこの会社良さそうだなぁ」と思って応募しています。

そして入社後に「思ってたのと違う」とギャップを感じてまた転職したくなる負のスパイラルに陥ります。

自己分析をすることで何のために自分は転職するのか、この先どうしたいのかをある程度明確にすることで転職先の企業も絞ることができます。

履歴書や面接で困らない

自己分析をすることで、転職の軸、志望動機、自己PRをハッキリさせることができます。

つまり自己分析を終えた時点で、履歴書や面接対策の根幹部分が出来上がります

根幹ができると一貫性を持った行動が取れるため、面接官に対しても自信を持った発言がしやすくなります。

上記2点から、自己分析があなたに与えるメリットは非常に大きいです。

しっかりと自己分析をして転職活動に望みましょう。

転職活動向けの自己分析を実践してみよう

自己分析は3つのSTEPで行います。

STEP
転職の軸を決める
STEP
自己分析ツールを使って自己分析をする
STEP
自分の経験を棚卸しする

転職の軸を決める

転職で失敗しないために必要となるものが「転職の軸」を持つことです。

これはほぼ全ての転職サイトや本に載っているレベルで重要視されています。

「転職の軸」は簡単にいうと、「転職することで1番実現したいこと」です。

まず事実として知ってほしい事が、「1度の転職で全ての望みを叶えられる職場は限りなく少ない」ということです。

あれもこれもと高望みをしてしまうと、中々転職活動はうまくいきません。

まずは絶対にこれだけは叶えたい転職の軸を見つけましょう。

詳しくは【即解決】今までの決め方は間違い!?正しい転職の軸の決め方で紹介しています。

転職の軸を決めるためにおすすめのツールは適職診断(リクナビNext):所要時間約3分

適職診断でわかること
・仕事選びの価値観
・隠れた性格
・おすすめの求人検索キーワード
・あなたが最も大切にしているのは何か

下記のような問いに対して4択で自分が当てはまるものをどんどん選択すればOKです。

診断項目は全部で4つです。

仕事選びの価値観

仕事選びの価値観では、あなたが何を重視しているかがわかります。

他にも「仕事内容重視タイプ」や「人間関係・社風重視タイプ」と、転職をする上で何を軸にするべきかが明確になるため、とても参考になります。

隠れた性格

隠れた性格は、子供の頃の性格を上げてどんな仕事に適性があるかを教えてくれます。

私の場合は「独創的であることが求められる仕事に適正があるタイプ」と診断されました。

仕事の適正は参考までに、隠れた性格を自己分析に活用することをオススメします。

あなたにおすすめの求人検索キーワード

自分の価値観を反映させるためにオススメの求人検索キーワードまで教えてくれます。これは結構使えます。

私の場合は、「有休消化率」「ユニーク」となりました。

適職診断は登録無料で約3分で結果がわかる

転職の軸が中々決まらない方は、適職診断を受けることで大まかに方向性が見えるでしょう。

自分の頭の中でモヤモヤしている考えを言語化してくれます。

登録無料のため、一度試してみると良いです。

おすすめの自己分析ツール

自分の強みを知る方法は本やネットでたくさん紹介されています。

今回はその中でも人事担当でもある筆者自身が試して、これは良かったと思えるツールを紹介いたします。

ストレングスファインダー(有料:所要時間約35分)

ストレングスファインダーでわかること
あなたの強みの元=才能を見つけ出す

自己分析本といえばコレ、というぐらい有名な本です。

177個の質問に回答することで全部で34ある資質の強さをランキング形式で作成してくれます。

ジリさん
ジリさん

1質問20秒以内の時間制限があるので、直感で感じたものをどんどん答えていきます。

所要時間は約35分で途中でやめることはできないので、集中してできるタイミングで実践した方がいいです。

ちなみに私の上位資質は下記5つです。

  • 1、ポジティブ
  • 2、社交性
  • 3、最上志向
  • 4、着想
  • 5、調和性

分析結果から各資質がどのように自分に表れているかを、深堀りしてみましょう。

  • 1、ポジティブ ⇨ 物事を肯定的に捉えている、常に今が最高の瞬間だと思っている
  • 2、社交性 ⇨ 老若男女関係なく誰とでも友達になれる
  • 3、最上志向 ⇨ 自分の苦手な部分は周りに助けを求め、得意な部分をどんどん活かす
  • 4、着想 ⇨ 分からないことを他人に説明できるレベルまで理解しようとする
  • 5、調和性 ⇨ 無駄な議論は避けて、生産性の高い時間を過ごしたい

各資質は、詳細情報やその資質と合う人はどんな人か解説があります

「資質」=「強み」ではなく、「思考のクセ」を意味しています。
思考のクセとは、無意識に繰り返される思考、感情、行動のパターンです。

ストレングスファインンダーは上位5つを知るためには約2,000円、全34資質を知るには約6,000円程かかります。

またストレングスファインダーを受ける方法は3種類あります。

  • 本を購入する
  • 公式サイトから受ける
  • スマホアプリで受ける

キャリアタイプ診断(無料:所要時間約10分)

キャリアタイプ診断でわかること
・性格
・行動基準
・向いている仕事スタイル
・向いている企業風土

転職サイトのdodaが提供しているサービスです。

120の質問、所要時間約10分程度で診断ができます。

性格・気質傾向

強みはコレ、弱みはコレと提示してくれるので自己分析にも反映しやすいです。

気質傾向=資質です、資質は思考のクセなので、状況に応じては弱みに入っているものが強みに変わることもあります。

能力傾向

もし面接官に「あなたの強みはなんですか?」と聞かれたら「A:性格×B:能力傾向」で答えると良いです。

(例)
私の強みは「積極性×行動力」です。誰よりも早く行動することを呼吸するようにやっています。具体的には〜・・・。

行動基準

B:能力傾向であげた自分の強みはどういった行動基準で動いているかを考えると良いです。

あなたに向いている仕事スタイル

あなたに向いている企業風土

転職サイトで企業を探す1つの指標になります。

中心より左が多ければベンチャー、中小企業で、右が多ければ大手企業志向であると言えます。

診断を受けてみた結果:有料級に細かく診断してくれる

最後に診断結果のまとめも出てきますけど、自分の性格がよく表れていると感じました

  • 結果からさらに深堀することで、自己分析に活かせる
  • 自分の資質(強み、弱みとなる要素)がわかる
  • 転職サイトで企業を探す上での判断軸作れる

自分の性格を言語化するに当たってとても参考になるので、一度受けてみることをオススメします。

グッドポイント診断(無料:所要時間約30分)

グッドポイント診断でわかること
・18種類の中から、あなたの5つの強みを教えてくれる

所要時間は約30分かかります。

自分の強みを把握し過去の経験と紐づけることで、あなたの強みに説得力が生まれます。

私の場合は下記5つでした。

  • 決断力:その時に自身が最適だと考える結論をスピーディーに出す
  • 独創性:常識に捉われず広い分野から情報収集し、自分の結論を出す
  • 柔軟性:突発的なことに対して、臨機応変に対応する
  • 高揚性:自然と場の中心になったり、盛り上げ役になる
  • 自立:常に主体的に行動し、どんな相手でも自分の意思を伝える

上記強みから仕事に関するエピソードを思い出すことで、面接時に話すことも整理することができます。

仕事は後回しにせずに、解決できる問題はその場ですぐ対応しています(決断力)
ミスが起きた場合も落ち着いて複数の解決策を洗い出し、最適な対応を心がけています。また自分以外に非があっても、自分がどうしていればトラブルを防げたかを考えます(柔軟性、自立)

自己分析ツールは実際の経験と紐づけてアウトプットすることで、効果が発揮されます

自分の強みを言語化し、過去の経験を洗い出してみましょう。

グッドポイント診断についてもっと知りたいという方は、【徹底解説】自己PRに使える!?グッドポイント診断を人事経験者がやってみた感想で詳しく解説しています。

しっかり自己分析をするならこれがオススメ

自己分析ツールから強みとなる共通点を探し出す

複数の自己分析ツールを用いることで、共通点を見つけ出し自分の強みをより確実性の高いものにできます。

スクロールできます
私の強みの共通点決断力・行動力・社交性
強みから自身の行動を洗い出す・仕事を後回しにしない
・考える前に行動する
・周囲を巻き込んで仕事を進める

強みにも弱みにも入っている性格は、診断が間違っているわけではなくあなたの資質を表しています。
資質はあなたが無意識に出るクセであり強みにも弱みにもなるものです。

大事なことは自分のことをしっかり言語化して伝えらえる事です。

面接では緊張して上手く話せずに、自己アピールが不満足で終わる方が多いです。

事前準備をしっかり行って、緊張しても話せる準備をしておきましょう。

自分の経験を棚卸しする

自己分析において1番大事な部分です。

ここをしっかり行うことで、履歴書作成や面接対応が簡単になります。

具体的に自分の経験の棚卸しは下記2ステップで行います。

STEP
業務を書き出す

頭の中で判断せずに、思いついたことを全て洗い出しましょう

STEP
具体的エピソードを語る

自分の強みを活かしたエピソードが語れると、よりストーリー性が現れます

経験の棚卸しはA4用紙に書き出すことをオススメします。

スマホやPCに打ち込むよりも、紙に書き出した方が思考が整理され、次々にアイデアが生まれやすいからです。

棚卸しする際の注意点

棚卸しに重要なのは業務の実績内容よりも、その業務に取り組んだ時の意識や行動がどうだったかです。

資料作成にしても、「言われたことをきちんとこなす」よりも「無駄なやり直しを減らすために、資料は誰にどんな目的で出すのかを聞き、アウトラインを作成したら一度チェックしてもらっていた」後者の方が面接官の評価は上がりやすいです。

自分に合う転職先があるかを探してみよう

転職市場が現在どのような人材を求めているのか調査をすることも大事です。

せっかく自己分析をしても、自分の求める職場がなければ意味がありません

転職市場をリサーチした上で、自分に合った転職先を探してみましょう。

まだ転職サイトに登録をしていない人は、上記診断が受けられる「doda」と「リクナビNext」がオススメです。

キャリアタイプ診断も受けてみよう

グッドポイント診断も受けてみよう

転職者向けの自己分析のやり方まとめ

転職者向けの自己分析は下記3つで行えば大丈夫です。

  • 転職の軸を決める
  • 自己分析ツールを使って改めて自分を知る
  • 自分の経験を棚卸しする

転職の軸を決める上で参考になるツールは、適職診断です。リクナビNextへ(無料)登録することで受けられます。

次に自己分析を行う際は、下記3つのツールがオススメです。

  • ストレングス・ファインダー
  • キャリアタイプ診断
  • グッドポイント診断

キャリアタイプ診断は転職サイトdodaに(無料)登録することで受けられます。

グッドポイント診断は、適職診断と同じリクナビNextへ登録することで受けられます。

しっかり自己分析をするならこれがオススメ

また自分に合った企業があるかどうか、転職サイトへ登録しておくこともおすすめします。

また転職サイトと一緒に転職エージェントへの登録もした方が良いです。

自分の価値観は常にアップデートされ続けています。

就活時代の自己分析と比較しても、社会人経験を経て変わった自分に気づけます。

その時になんで変わってしまったのか?どんな出来事が変えたのか?を深堀することで自己理解を深めることができます。

今回紹介した自己分析ツールはどれも1時間もかからないので、ぜひ試してみてください。

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この記事を書いた人

ジリのアバター ジリ 人事経験5年。愛読書は「マイナビ転職」

・ブラック⇨ホワイト、都会⇨地方、異業種異業界への転職を1度に成功させる
・過去100名以上の採用関連担当
・自分自身が持つノウハウから、現状に悩んでいる方に自分軸を見つけるサポート活動中

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